私流のGTDのやり方[改訂版]

今までやっていたGTDのやり方を、最近多少変えたのでメモ。
今までのやりかたの詳細は以下。

• 私流のGTDのやり方 | PPl@ce

　変更したこと

GTDは以下の5つのステップから構成されています。

収集：頭の中にある「やらなければならないこと」「気になっていること（問題）」を紙などに書き出す。作業中のメモ書きなども参照して、問題点を出して行く。
処理：書き出した内容を、手順に添って、分類しリスト化する。
整理：リストを自身がスケジュール管理に使っているツール（PDAやシステム手帳など）に入れ込む。
見直し：自分の状況や状態でそれらが可能かどうか見直し、検討する。
実行：リストアップした「出来ること」を順次片付ける。
引用元：http://ja.wikipedia.org/wiki/Getting_Things_Done

　今までの分類の仕方

「収集」の段階で出したタスクを「処理」の段階で、今までは以下のような分類をおこなっていました。

「すぐやる」：5分以内で出来そうなもの
「タスク」：5分以上かかるが見通しがついているもの(30分～1時間程度で終わるもの)
「学習」：学習したいもの(粒度がでかいもので例えば、Pythonを学ぶとか、英語を学ぶとか)
「プロジェクト」：○○のシステムを作るとかかなり大きいもの
「人付き合い」：誰かと会うとか、誰かに誕生日プレゼントとか人付き合いに関するもの
「その他」：上記のグルーピングにあわないものは全てここ(例えば、○○を買うとか)

その分類をしたものをRTM(Remember the milk)で、以下の様なカテゴリに分けて登録していました。

「今週のタスク」：今週おこなうタスク
「tmp(登録上限15)」：今週のタスクに入りそびれたタスク予備軍(来週、再来週やろうと思っているタスク)
「学習」 ：→そのまま
「タスク場」：他のタブに入らなかったタスク全て(「すぐやる」グループだったものはタグに「すぐやる」をつけておく)
「購入」：(人付き合いと関係せずに)何かしら買いたいと思っているもの
「プロジェクト」：→そのまま

　今の分類の仕方

今まではGTDをおこなった後は、結構な量のタスクが「タスク場」に入っていました。
そこで、以下のようなカテゴリを追加しました。

「(tmp)キャリアアップ」：キャリアアップに関係するタスク(言語の勉強とか、統計学の勉強とか)→主に学習周りが多い
「(tmp)プロジェクト」：なにかしらシステムを作るのに関係するタスク(アプリ開発とか、サーバー構築など)→実装周りが多い
「(tmp)タスク」：単純なタスクに関するタスク(洗濯物や掃除など)→上記の2つに属しない単純なタスクが多い

　なぜそうしたのか

上述のように、今まではGTDの後は結構な量のタスクが「タスク場」にはいってしまいました。
そして、その中で優先順位をつけて、週末に「今週のタスク」カテゴリに移動させていました。

　その結果起きたこと

どうしても、単純なタスク(お店の予約をするとか)ばかりが優先順位が高くなってしまい「プロジェクト」や「キャリアアップ」に該当するタスクが、「今週のタスク」に入ってこないということが多かった。
これは、RTMを使うことによるメリットである「タスク」を完了にする喜びが逆にデメリットになったともいえます。
※「タスク」を減らしたい！という衝動のために、どうしても単純なタスクを「今週のタスク」に移動しがちだった。

　新しい分類のやり方で変わったこと

「(tmp)タスク」「(tmp)キャリアアップ」「(tmp)プロジェクト」と分類したことで、その中から優先順位が高いものを少しずつ「今週のタスク」に移動させるようになった関係で、全てのカテゴリのタスクを扱えるようになりました。
※また、この分類で以前より粒度を細かくできたので「(tmp)タスク」ばかりから移動させるということも減っています。

　今週のタスクの決め方

今までは、「tmp」「タスク場」から優先順位や次の週の空いている時間を考慮して「今週のタスク」に移動させていました。

新たな分類の仕方をやったことによって、「tmp」「(tmp)タスク」「(tmp)キャリアアップ」「(tmp)プロジェクト」から優先順位を考慮して、「今週のタスク」に移動させます。
また、毎週各カテゴリのタスクをチェックして優先順位を変更させます。
※タスクの優先順位は時間によって変化していくはずなので。

　まとめ

今回のやり方によって、多様なタスクを処理できるようになりました。

もちろん、今までのやり方で問題なく出来る人もいるかと思いますが、今回のやりかたは私の性格を考えての対処法です。
GTDは、自分の性格も考慮して色々と改良していくのがベターだと思います。