[感想]　リーダブルコード　☆☆☆☆★(4.5)

　概要

　構成

• 1章　理解しやすいコード
• 第Ⅰ部　表面上の改善
  • 2章　名前に情報を詰め込む
  • 3章　誤解されない名前
  • 4章　美しさ
  • 5章　コメントすべきことを知る
  • 6章　コメントは正確で簡潔に
• 第Ⅱ部　ループとロジックの単純化
  • 7章　制御フローを読みやすくする
  • 8章　巨大な式を分割する
  • 9章　変数と読みやすさ
• 第Ⅲ部　コードの再構成
  • 10章　無関係の下位問題を抽出する
  • 11章　1度に1つのことを
  • 12章　コードに思いを込める
  • 13章　短いテーマを書く
• 第Ⅳ部　選抜テーマ
  • 14章　テストと読みやすさ
  • 15章　「分／時間カウンタ」を設計・実装する
• 解説

　読むべき人

• コーディングをしている一般的な人。
  • 普通の人にこそ！

　感想

「kobo」を使っての初読了。

数ヶ月後に自分のコードを見て、「アレ、これなにをしてるんだっけ？」と思ったことがある人なら是非とも読んで欲しい一冊。

コードは書いている時間よりも読んでいる時間のほうが長い。
だからこそ、以下のことが大事になってくる。

[鍵となる考え]
コードは他の人が最短時間で理解できるように書かなければいけない。

コードは分かりやすく書くのが大事。
それは分かってはいるけれど、どのようにやるべきかはなかなか難しいと思う。

本書は「名前の付け方」や「コメントの書き方」から「コードを動かすための制御フロー」などだけでなく、今まで書いたコードの再構築の方法についても説明してくれている。

例えば、三項演算子について。
場所によっては、読みづらいという理由から三項演算子を使うのを禁止にしているところもあります。
だけど、本来は以下のように必要なときには使い、必要なときには使わないのが良いんでしょう。

アドバイス
基本的にはif/else を使おう。三項演算子はそれによって簡潔になるときにだけ使おう。

※もちろん、本書では上記のアドバイスだけが書かれているわけでなく実例に基づいて説明してくれています。

本書のようなことを書いている本は、今までに色々と出ています。
ただ、量的なことや分かりやすい言葉という意味合いで考えると、まず本書を読むのが良いのかなと思います。

そして、読み終わった後は実際に実践することが大事ですね。
私も実践しつつ、読み直し、実践しつつの繰り返しをやろうかと思います。