Jenkins + iPhoneアプリ(1) -執事を雇う-
開発しているアプリも増えてきて、手動では無駄と判断し、今回執事(Jenkins)を雇うことにしました。
開発環境
- バージョン管理:Git
Jenkinsの環境
iPhoneアプリですので、Macが必須になります。
※もちろん、仮想環境でもいける(はず)です。
Jenkinsのインストール
インストール方法は以下の2種類のどちらかから。
- オフィシャルサイトからpkg版でインストール
- Homebrewでインストール
今回は、Homebrewでインストールしました。
Homebrewでインストール
以下のコマンドを叩くだけです。
※Homebrewを入れてない人は、公式サイトへ
brew install jenkins
インストールが終わるとメッセージが表示されます。
そこに、自動・手動で起動する方法が書かれています。
手動の場合は、(おそらく)以下のコマンドになります。
java -jar /usr/local/opt/jenkins/libexec/jenkins.war
今、執事はJenkins専用マシンではなく、私の開発マシンに同居しているので、手動で起動するようにしています。
Jenkinsの起動
ターミナルから以下のコマンドで起動させます。
java -jar /usr/local/opt/jenkins/libexec/jenkins.war
起動後、ブラウザで以下にアクセスしましょう。
- http://localhost:8080/
以下のような画面が表示されます。
※上記の画像にはプロジェクトがすでにありますが、本来はプロジェクトは1つもない状態です。
Jenkinsにプラグインを追加
次に、iPhoneアプリに必要なプラグインを追加します。
左にあるメニューの「Jenkinsの管理」- 「プラグインの管理」を選択します。
「利用可能」タブから以下のプラグインを選択します。
- Jenkins GIT plugin
- XCode integration
選択したら、「ダウンロードして再起動後にインストール」ボタンを押下。
これで下準備の下準備が終わりました。
この後は、別のエントリーでこつこつ記入します。
今後の流れとしては以下の様な感じでしょうか。
- プロジェクトを新規作成
- gitからソースを取得(またはgithub)
- テスト
- ipaファイルを生成(成果物)
ipaファイルまで生成できれば、TestFlightやiPhone構成ユーティリティを使ってアプリをインストールすることができますね。
参考
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