iPhoneアプリ開発 -iOS6から変わったこと-
全てを列挙してたら、きりがないので私がちょこちょこ修正した箇所ぐらいだけメモっておきます。
非推奨メソッド
- [presentModalViewController:animated]
以下に変更。
[presentViewController:animated:completion];
上記と対応する形で以下も非推奨になりました。
- [dismissModalViewControllerAnimated:animated]
以下に変更
[dismissViewControllerAnimated:completion]
completionのところは、完了時に実行する処理を記述します。
非推奨
- UILineBreakModeWordWrap → NSLineBreakByWordWrapping
- UITextAlignment → NSTextAlignment
- UITextAlignmentLeft → NSTextAlignmentLeft
- UITextAlignmentCenter → NSTextAlignmentCenter
- UITextAlignmentRight → NSTextAlignmentRight
Xcode上で、Optionを押すと「?マーク」が表示されます。
その状態で、該当のメソッドや値をタッチすれば詳細が見えるので、それで非推奨か代わりのメソッドや値が何かは教えてくれます。
UIButton
以下の様なコードがあったとします。
UIImage *img = [UIImage imageNamed:@"sample"]; UIButton *btn = [UIButton buttonWithType:UIButtonTypeRoundedRect];] btn.frame = CGRectMake(0, 0, img.size.width, img.size.height); [btn setBackgroundImage:img forState:UIControlStateNormal];
本来ですと、上記のコードは「UIButtonTypeRoundedRect」ではなくて「UIButtonTypeCustom」とするべきです。
この状態で、上記のコードを動かしてみると、iOSのバージョンで動作が異なります。
iOS6.0〜
画像が表示される。
iOS5.1
画像は表示されない。
自分の端末では見えるのに、他の人では見えないといったことも起こりうるので注意が必要です。
注意も何もちゃんと「UIButtonTypeCustom」にすれば良いだけの話になりますけど、私は1度ハマりました・・。
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